2018年入職 長岡西病院 事務部 医事課所属
実は学生時代には国税専門官を目指していたんです。国税専門官の採用試験はとても難しく、1年や2年の就職浪人は普通という世界でした。私も就職浪人することになりましたが、そこで改めて将来を真剣に考える時間ができました。
日本の将来を見すえたとき、自分がどういう職についたら社会に貢献できるのか。そこで浮かんだのが医療事務でした。専門的な勉強はしてきていませんでしたが、運良く長岡西病院に入職することができました。
長岡西病院は僕の故郷にあり、祖父も祖母もお世話になりました。お見舞いなどに訪れるたび、長岡西病院には患者や高齢者に寄り添う温かさを感じていました。入院していた祖父も祖母も、幸せそうに過ごしていました。
現在は外来係として、主に窓口で受付や会計、電話応対など窓口業務の全般おこなっています。医事課は病院の円滑な運営をはかることが大切です。さらに、きちんと収益をあげることも大事なテーマです。
年に一度、院内研究発表会があるのですが、そこで私は自動清算機活用の重要性をプレゼンしました。患者さんに自動精算機をもっと使っていただければ、窓口業務や会計業務の負担を減らすことができます。手が空いたスタッフは他の仕事のフォローに入ることが出来ます。医事課の全職員から協力してもらい、自動精算機の利用率アップに取り組みました。利用率は確かに増えましたが、当院はご年配の患者さんも多いので、どうしても難しい部分があることもわかりました。今後は案内係を付け、より利用率をあげていければと考えています。
外来係を4年勤め、2年目と4年目の2回、新人教育係を担当しました。医事課でもある程度、意見を聞いていただける立場になりました。3月からは新たに入院係に異動になります。外来患者さんから入院患者さんへ担当が変わり、仕事内容もかなり変わると聞いています。覚えなくてはならないことがたくさん出て来ますし、患者さん一人あたりの診療報酬も額が大きくなります。計算ミスや入力ミスが無いよう、一層心を配って仕事に当たりたいと思っています。
今後も常に何事にも探究心を持って挑んでいきたいですね。現場でキャリアを積んで、将来的には病院の経営にまで携わっていければ(笑)。どんな立場であっても、崇徳会の発展のために力を尽くしていきたいですね。